古典的な技法を忠実に守り作り上げた、
網代編みの高級感あふれる上品な佇まいの花篭です。
目の細やかな編目は、上品な風合いを醸し出し、
「いぼた蝋」はいかにも古くからあるような、しっとりとした表情を表してます。※「いぼた蝋」は、蝋燭の原料や日本刀の手入れに用いられ、艶出し、表面の保護などに効果があります。
(編地に蝋を塗り込んでいます)
九州産の「真竹」を使った花かごです。
国産にこだわり、竹を割るところから全て手仕事の伝統工芸品です。
手作りならではの優しさと暖かみがあり、和室にも洋室にもお使いいただける花器となっています。
職人が、
一本一本丁寧に編み上げます。
九州産の真竹を「網代編み」という伝統的技法を用い、丹念に編みこんでいきます。
編みあがった作品は染色(煤色以外)し、染色後丁寧に漆を二度ぬり込んでいきます。
さらに蝋をすり込んで仕上げていきます。
表面が白っぽいのはこの為です。
蝋は繊細な網目を浮き立たせ、使ううちに自然に艶が出る効力があります。
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詳細
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全体について
古典的な技法を忠実に守り作り上げた網代
編みの 高級感あふれる上品な佇まいの花籠です。
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編み目について
網代編み(あじろあみ)は、同幅の竹ヒゴを使い、 編む古くからある代表的な技法のひとつです。
縦横の編み込みを隙間なく編んでいくため、
非常に丈夫に仕上がり、あきがこなく長くお使いいただけます。
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手、ふちについて
三本の竹を使い、籐飾りを施しています。
縁や手、脚の部分にはほうび竹を使用しています。
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底について
脚の四隅にもほうび竹を使用し、 底には力竹を差し込み安定を良くしています。
※張りの強い竹を入れる事で形を作り、
強度をもたせています。
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サイズ/約W9.5cm×H40cm(手の部分を含む)×D9.5cm 素材/国産真竹・ほうび竹・籐
※落とし付き 素材/国産竹